脱サラ・投資インフルエンサーによる株式投資のススメ

2018.08.28

連載:投資のはじめ方2018

脱サラ・個人投資家 兼 インフルエンサーのはむたおさん(@HMstar36)。IRクラウドのために、特別に投資のノウハウをリアルにすべてさらけ出してもらいました。今からでも遅くない、2018年の投資のはじめ方をまとめました。最初からぶっ飛ばしていくので、みんなついてこいよ!!

【第一回】初心者には株式投資がおすすめ!?

ーーこの度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございます!

いえいえ!こちらこそ、よろしくお願いします。

ーーちなみに、今回はなぜインタビューに協力してくれようと思われましたか?

IRクラウドさんを知り合いから紹介してもらって、とても面白そうだと思いました。

ーーありがとうございます!(ありがたや…)今回は無償で投資ノウハウを教えていただけるということで、なぜお受けいただけたのでしょうか?

そうですね、私は直接的に何か利益を得るより、間接的に世の中が幸せになったらいいと思っているし、そのきっかけになれれば嬉しいと思います。

ーー(か、かっこいい。。投資家ってみんなこんなにかっこいいの?)


会社四季報をはじめとする情報取得ツール

ーーでは早速ですがお話を聞かせてください。はむたおさんは、どんな投資をされていますか?

私は、株式投資だけやっています。

ーーなるほど、株式だけなんですね。ちなみに、理由はありますか?

はい。私が株式投資をおすすめする理由はいくつかあります。

仮想通貨と比べてしまいますが、まず第一になんといっても税金が安いことです。

ーー読者のために詳しくお聞きしたいのですが、具体的にはどれくらい違うものなんですか?

仮想通貨は4,000万円以上の利益が出たら最大55%(所得税45%+住民税10%)の累進課税されるのに対して、株式投資は20%(※正確には20.315%)しか課税されません。1億円の利益が出たら、仮想通貨は4,500万しか残らないのに、株式は8,000万残るんですよ。


はむたおさんの仕事道具

ーーそ、そんなに!これは知っておかなければならない事実ですね。

はい。第二に、これも仮想通貨と比べてしまいますが、株価は地合いが読みやすいです。

ーー地合いとはなんですか?

地合いとは、株価の値動きの傾向のことです。

センター試験と同じで、傾向があって、対策が打てるんですね。

例えば、日経平均株価は毎年決まって8月〜9月が底。そして年末12月に向けて株価が上がっていく傾向が高い。私が調査した結果では、過去6年間、8月の安値から大納会(年末)まで平均して17.5%上がっています。


はむたおさんの分析資料を拝借

ーーそれは明らかに傾向が出ていますね。なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

これは色々調べる中で気づいたのですが、8月に株価が下がる理由には2つあると思っています。

ひとつは、毎年株価が下がるのを知っている海外の機関投資家が、8月にショート(空売り)してくるから、下がる。

その他の個人投資家も夏季の長期休暇にはいるため、ポジションを少なるする(ために売る)ため、下がる。

全員が一致団結して、今までの慣習を辞めない限り、この傾向は続くってことです。

これはあくまでひとつの例ですが、株価の値動きにはかならず理由があります。

ーーなるほど。論理的に解明できそうということはわかりました。(半分以上わからなかった。。)


月別の値動き

ーーちなみに、投資に向いていない人の特徴はありますか?

あります。気が短い人は、あまり投資には向いていないように思います。

ーーほほう、それはなぜでしょう?

気が短い人は、一時的に値下がったらすぐ損切りしてしまうし、値上がったらすぐ利確してしまうからです。

ーーん、間違っていない気もするのですが、なぜそれがいけないのでしょうか?

先程の話にも関連するのですが、毎日相場は動きますし、地合いも大きく影響してくることがあります。

ほんとに良い銘柄というのは、中長期でみて成長性のある銘柄です。

日経平均株価はNYダウ平均の影響をもろに受けるのですが、相場の値動きでも一時的に下がることもあるし、逆をいうと悪い銘柄でも一時的に上がることもある。

短期な人は、一時的な値上がりで喜び冷静な判断ができなくなってしまうし、あるいは一時的な値下がりで嫌になってしまい、本来有望な銘柄も早期に手放してしまうんです。

その時々の感情で判断していたのでは、長い戦いの投資では勝つのは難しいと思っています。

ーーなるほど。ではどうすれば勝ち続けることができるのでしょうか?

重要なのは、将来成長するであろう株に乗ること。その銘柄を、どう見つけるか?ということです。

>>次回につづく。

<取材・文/IRクラウド編集部 齋藤>

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