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8,000億市場に切り込む!医療データビジネスの全貌【MDV後編】

2018/11/12
連載記事 メディカル・データ・ビジョン インタビュー

本シリーズは、企業の実態・今後の可能性・経営者の人柄・想い・疑問などインタビューを通して企業の本質を探るプロジェクトです。ホームページや決算などでは見えてこない企業の「深層部」を探っていきます。

2014年にマザーズで上場し、医療データビジネスをけん引するパイオニア的存在にまで成長した医療のビッグデータを扱うメディカル・データ・ビジョン株式会社(以下、MDV)に突撃取材!

2025年には8,000億までに成長すると言われている医療データビジネスで、MDVが行っている「サービス・今後の展望」などについて詳しく掘り下げていきます。結一無二の企業、MDVを掘り下げるシリーズ後編。

シリーズ前編の内容は、”不可能”とまで言われた医療データ収集の戦略やデータの活用方法、今後の医療データの可能性などを岩崎社長に語っていただきました。後半では、具体的なサービスの内容、そして、岩崎社長の原点・夢などを詳しく教えてもらいました。

インタビュアーは、ディーラー歴25年・Twitterのフォロワーは4万人以上、長い間企業の業績を見つめ続けているたけぞう氏と、IRクラウドの石田。この2人でMDVの核心に迫ります!

>> 第一回はこちら:「国民5人に1人」の医療データを集めた男、見つめる先は?【MDV前編】

8,000億の市場を目指す!MDVがリリースする「カルテコ」とは?


個人のカルテを管理する自社の独自サービス「カルテコ」が魅せる、新しい医療の形を説明する岩崎社長。

たけぞう
2025年には8,000億まで成長すると言われる医療データビジネスで、今MDVが特に重要視しているサービスとは何でしょうか?
岩崎社長
自分自身の医療・健康情報を管理閲覧できる「カルテコ」という無料のWEBサービスです。このWEBサービスは、患者の方々の医療に対する不満・不安も解消できると考えています。
たけぞう
例えば、どういった不満が多いのでしょうか?
岩崎社長
不満や不安のトップ3は「待ち時間」「医師の説明」「治療費」に関するものなんです。

石田
確かに不満はありますよね〜。先生の説明を聞いたけど、知識がないからよくわからないときあります。あと、ぶっきらぼうな先生だと質問しにくいんですよね。
岩崎社長
医療関係者でない限り、短い時間で医者の説明を全て理解できる人は、そうそういないですよね。理解できないから、例えば家族に「どうだった?」と聞かれても、うまく伝えることができない。私の母もそうで、「お母さん、病院でなんて言われたの?」と聞いても、あまり明確な返事がこない。それだと、家族は不安なわけです。
石田
そういった状況で、「カルテコ」が役立つポイントを教えてください。
岩崎社長
サービス利用等に同意いただいた方は「カルテコ」上で、ご自身のカルテを見られます。正式には、医師のコメントなどを記載した所見等はないので、いわゆる「カルテ」そのものではないのですが、いつどこの医療機関を受診したか、その医療機関でどのような診療を受けたかという診療レポートを見られます。

診療レポートには、病気の名前、検査の結果、処置や手術の内容、処方されたお薬等が記載されています。さらに、診察室でドクターが見ているものと同じ質の医療画像も見られるんですよ。

「カルテコ」について

カルテコについての説明動画

石田
「カルテコ」を見れば、「ドクターから説明を聞いたけどよくわからなかった」「家族に説明できなかった」という不満を解消できそうですね。
たけぞう
診療の内容だけでなく画像まで見られれば、病院から帰った後に、家で詳細に確認したり調べたりできますね。いくつかの病院で、同時に診てもらった場合はどうなるのでしょうか?
岩崎社長
「カルテコ」に同意いただくと、「CADAカード」が配布されます。「CADAカード」は医療情報を一括管理できるIDカードですから、当社のシステムである「CADA-BOX」が入っている病院であれば、どこに行っても「カルテコ」上に情報が集約されます。
たけぞう
それは便利ですね。「CADA-BOX」が広まれば広まるほど、私たち生活者が便利になるということですね。ところで、ほか2つの不満、待ち時間と治療費については、どのように役立つのでしょうか。
岩崎社長
「CADAカード」にはクレジットカードの支払い機能が付いていています。この機能を使えば、1回払い、定額での数回払いのほか、例えば「3ヵ月後にまとまった収入があるから、そのときに2回に分けて支払いたい」というような、利用者の皆さんの都合に合わせた支払いが可能です。

医療はご高齢の方も多く利用しますから、そういった方々にも使っていただけるような仕組みにしています。

石田
普通のカードだと、そんな変形的な支払いはできないですよね。
岩崎社長
このような自由な支払い設定ができるのは、当社グループでカード会社をつくったからなのです。私たちとしては、「クレジットカードで儲けよう」とは思っていなくて、利用者にとって便利で安心な支払いを提供したいと考えています。


「CADAカード」

たけぞう
病気やけがは突然やってくることが多いので、「医療費が足りなかったらどうしよう!」という不安を解消してくれますね。残りの不満要素である待ち時間を解消する方法もあるのでしょうか?
岩崎社長
「CADAカード」のIDは病院の一部システムとも連携されていますので、診療が終わったらそのまま帰っていただいて、後日「CADAカード」のクレジットで支払えます。

通常のクレジットカードだと、当たり前ですが、そのカードと患者情報がひもづいていないので、支払いまで待たなくてはならないですよね。

石田
病院だからしょうがないみたいな気持ちはあるにせよ、診察終わったら早く帰りたいのが本音です(笑)
たけぞう
カルテが見られると、次回の診察時や他の病院に行ったときに役立ちそうです。患者側のメリットは大きいですね。病院側のメリットはあるんでしょうか?
岩崎社長
皆さんにうかがいたいのですが、「あなたの診療情報を積極的に共有しますよ」という病院と、そうでない病院、どちらに行きたいですか?
たけぞう
当然、積極的に共有してくれる病院ですね。
岩崎社長
そうですよね。つまり、「カルテコ」を使える病院には、長い目で見て患者が集まってくると思うんです。当然ですが、患者が来ない病院は経営していくのは難しいですよね。

あとは、「CADAカード」のクレジット支払い機能を有効活用すれば、その場で会計の作業をしなくてよいですし、現金を扱わなくてもいいので、会計作業を今より少ない人員でまわすこともできるでしょう。

石田
つまり、「CADAカード」のクレジット支払い機能には、病院にとっては収入とコスト削減の両面でメリットがあるということですね。とはいっても、診療情報を患者に共有することに抵抗感のある病院が多そうな気がするのですが……。
岩崎社長
10年前ならまだしも、今、そのような考えをもつ病院は少数派です。「カルテコ」に賛同いただく病院の方々は、「患者と医師が一緒になって病気を治していくためには、患者自身も自分を知ることが必須だ」とおっしゃっています。

健康診断の再検査行ってますか?健診結果の活用方法


医療データビジネスについて、手ぶりを交えわかりやすく説明してくれる岩崎社長。

石田
専門医にアドバイスをもらえるサービス「SCAPO(スキャポ)」のお話がでましたが、もっと詳しく教えてください!
岩崎社長
当社グループは、「健康診断」の情報を集積して、「カルテコ」上で見られるように準備しています。健康診断で半数以上の方が「再検査が必要ですよ」という診断を下されているのですが、自覚症状がない場合はわざわざ病院に行く人はほとんどいません。

「SCAPO」は、そういった人たちに、必要であれば治療に行くというアクションを取ってもらえるようなサービスで、結果的に重症化を防ぎたいと思っています。

たけぞう
つまり、健康診断で何らかの再検査が必要になった人たちにアプローチして行くと?
岩崎社長
そうです。インターネット上で、健康診断の結果と診断時に撮影した画像を見られるようにします。その上で、その結果について不安がある人は、「専門医に相談する」というボタンからドクターのアドバイスがもらえるようにします。
石田
アドバイスをもらえれば、次の行動の検討にもなります。その専門医っていうのは、どこのドクターなんですか?
岩崎社長
当社のグループ会社であるDoctorbook社に登録しているドクターです。Doctorbook社には、いわゆるキーオピニオンリーダーと言われる推薦をもらうようなドクターが集まっています。どうしてそのようなドクターが集まるかというと「あなたが病気になったときに、見てもらいたい医師は誰ですか?」という紹介で登録してもらっているからです。


今や医療ビッグデータ業界のパイオニア的存在だが、人当たりが良い笑顔をもつ岩崎社長。

石田
MDVには健康な人のデータも集まるし、僕らにとっても助かるサービスですね! 今後の活用方法は?
岩崎社長
病気になる人の傾向、病気が再発する傾向などがわかれば予防医療に役立ちますし、新薬や副作用の研究など今までとは違ったアプローチができるでしょう。
石田
AIも活用して?
岩崎社長
当然、そういったことも考えています。
たけぞう
確かに全てのデータを集めれば、医療は今とは比べ物にならない進化を遂げそうですね。
岩崎社長
そうなんです。15年前、僕はデータを集めることが自分も含めた生活者や患者のメリットになると確信したんです。
たけぞう
医療データを活用していくと、今後MDVが取れるポジションというのはどのようなものでしょうか?
岩崎社長
自分たちが参入できる市場は8,000億超と試算していますが、これは、当社グループのデータ活用次第で、まだまだ大きくなると考えています。新しい市場を創出するイノベーションのポジションですね。
たけぞう
海外にも医療データビジネスはあるんでしょうか?
岩崎社長
はい。国が主導している医療ネットワークもありますが、正直まだまだ改善の余地があるかなと思います。
たけぞう
では、海外展開は可能でしょうか?
岩崎社長
国によって法律も風土も違いますから、今すぐにというわけではありませんが、そのような機会もあるでしょう。

43歳からの起業|誰もが”絶対無理”だといった領域への挑戦


医療データビジネスを始めたきっかけを、手ぶりを交えて語ってくれた。

石田
医療データ活用の方法に対するアイデアが斬新ですよね。そもそものお話から聞きたいんですけど、岩崎社長は昔から独立願望があったんですか?
岩崎社長
いえ、かつて医療関係の仕事に携わった時「この状況はまずい!」と気づいてしまったんです。使命感ですね。
石田
またまた、そんなかっこいいことを(笑)医療データビジネスを始めたきっかけは何ですか? 居酒屋で飲みながら「一儲けしてやろうぜ!」みたいな?(笑)
岩崎社長
まさか、違います(笑)「儲けてやろう」という考えであれば、他のビジネスを考えてます。この領域でやっていこうと思ったのは、純粋に現状を変えたいという想いです。
石田
1人で始めたのですか?
岩崎社長
そのつもりだったのですが、今の専務である浅見がこの想いに共感して、一緒にやりたいといってくれて。最初は2人で、マンションの地下の部屋からスタートしたんですよ。
石田
それは何歳くらいの時ですか?
岩崎社長
15年前ですから、43歳ですね。
石田
43歳で1人で事業を起こそうとするのって、めずらしい気がするんですが?
岩崎社長
そもそも医療データビジネス専門事業は、周りから「無理」と言われていたのにもかかわらずチャレンジしたんです。無鉄砲でしょ?(笑)だから、人を集めてどうこうするって感じでもなかったんです。
たけぞう
でも、いまでは200人以上の会社になりました。
岩崎社長
そうですね、嬉しいことに。社員は、「医療業界を変えるぞ!」という同じ想いを持っています。

革新的に走り続ける「岩崎社長の夢」とは?


2025年までに、成し遂げたい夢を語ってくれた岩崎社長。

石田
最後に、岩崎社長の夢を教えてください!
岩崎社長
とにかく、生まれたときから今現在までのヘルスデータ・診療データを全部、生活者の手元で管理できるような社会をつくりたいですね。
たけぞう
そうすることで何が変わるのでしょうか?
岩崎社長
クリニックと病院、病院と病院をつなぐような仕組みはあるのですが、個人が置いてけぼりになっている。本来、自分の情報は自分で把握するべきでしょう。

でも個々人にデータがいけば、生活者が中心となって、医療や健康に係わるサービスを選択していけますよね。医療データを活用することで、健康寿命も長くなるでしょう。そうすれば、医療費も適正化に向かいますよね。

たけぞう
素敵な志ですね!
石田
今日はありがとうございました!
岩崎社長
ありがとうございました。

成長市場をけん引する存在。それがメディカル・データ・ビジョン

15年前、誰もが無理だと言っていた医療データビジネスを育て上げた岩崎社長は、これからも熱い想いで医療データの最先端を走り続けるでしょう。今後急成長を遂げ8,000億円まで伸びるとされる市場をけん引する1つの柱は、間違いなく「岩崎博之社長が率いるメディカル・データ・ビジョン」だと強く感じました。

岩崎社長が語る夢が実現すれば、予防医療・新薬の研究・個人の健康管理など、医療にとどまらず、生活の質の向上が期待でき、私たちの生活にもダイレクトで関わってくることでしょう。健康的で明るい未来が訪れた時はこの記事を思い出してもらえると嬉しいです。岩崎社長が見つめた医療データビジネスの可能性が本当だったかがわかることでしょう。


(写真左から石田、たけぞう、岩崎社長)

トレーダースコープ by たけぞう

たけぞう
医療、医薬品データネットワーク化など今後成長する産業であると認識させて頂きました。

また、CADA-BOXに於いても、今後の高齢化社会を迎える日本の医療機関に拡大が見込まれると思います。

他にも課題はあると思いますが、成長市場において同社がさらなる活躍を見せれば、株価の最高値2,370円を更新する日もそう遠くないかもしれません。

(取材:石田(@hirokiishida1)、たけぞう(@noatake1127)/文:雨輝・高木/撮影:0149)

石田
1992年生まれ、埼玉県狭山市出身。学生時代は、陸上で全国大会ベスト16、野球で関東大会2年連続優勝。引退後、20歳で中古車販売、中古品リユース業で独立と同時に株式投資を始める。現在は美容業界にも参入し、まつ毛エクステサロン、ホワイトニングサロンを経営しながら株式会社LLLのCOOを務めている。
たけぞう
30年間証券会社に勤務。現役ディーラー25年。2018年8月退社。Twitter歴7年。Twitterでは、日々株関連のツイートをしている。フォロワー数4万人以上を誇る、著名トレーダー。

投資にストーリーを。

私たちは「投資にストーリーを」をモットーに、社会に貢献している価値ある企業を「IR」という切り口から、中長期的な株式投資につなげて応援していく活動を行っています。優良な企業に株式として資本が集まり、国民一人ひとりが元気になれる社会づくりをしていきたい。そんな私たちの思いに少しでも賛同いただけたらコメントやシェアをお願いいたします。(IRクラウドとは?

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